Friday, January 22, 2010

Define Good - 與市 Y-10


金子眼鏡のメガネを初めて買ったのは確か15年くらい前、当時丁度Towa Teiがエッジの立ったメガネをジャケにしたアルバムを出して衝撃を受けた事もあって、なんとなく入ったメガネ屋さんが置いていたものに一目惚れして買ったものでした。SPIVVYのメガネで、今でも掛けてますけど、一見普通なのにエッジが効いてるいるとこがひと味違うデザイン。それからいくつかSPIVVYのメガネをかけてるんですけど、時代の流れとメガネの流行も移り変わりつつ、最近のクラッシック指向でなんとなく買ったRayban WAYFARERもしっくり来ないなと思っていたとこでした。立ち寄ると買ったしまうので避けていたFacial Index New Yorkに久しぶりに行ったら、やっぱり気になるメガネを発見。佐々木與市さんという職人さんが作っている「與市」というブランドもので、すでに持っているSPIVVYもこの方のものだったので、試しに掛けても違和感ゼロ。これはクラシックなウェリントンではあるものの、メガネ磨きでは右にでる人が居ないという職人さんの技でエッジがシャープに仕上げられていて、さりげなく個性があるのが特徴。


なぜか備長炭が練り込まれているところは職人魂を満たす為にあえて難しい素材にチャレンジしてるかなと勝手に想像したり。長年磨き上げた自分の技を伝統的スタイルに落とし込むだけで個性が出るっていうのは理想的にGood。


プロダクトデザインや車のデザインになんとなく流線型よりもエッジがある物の方が好きだと最近気づいたりした。(ノビ)

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