
00年代前半の勢いはすごかった。いろんなスタイルに挑戦しつつ自分のスタイルを持たず、それで全部巧いっていうのは他にないと思う。

ファッションフォトをこれまでと別次元に押し上げたと言っても良いくらい。狂気の中にエレガンスがにじみ出る。ぶっ飛んでても美しい。シンプルに撮っても普通じゃない。

ロック!i-Dの写真を見て、ただ「かっこいい」と思ったこの10年。

この10年で一番飛躍したのは彼らでしょう。気づいたら不動のトップ。リタッチを表現方法の一部として確立したスタイルで常にアイコニック。

ファッションフォトというメディアの枠を限界まで押し広げつつ、新しいイメージを探し続けてる感じがする。真のクリエイター。

独特の色を持ちつつ、女の人をストレートにすごくきれいに撮る。曇っているのに透き通ってて、こってりなのにあっさり。

ストレートの男の人から見た女の人の魅力を写す、そういう意味で純粋にファッション。

Mario Testino : マリオ・テスティーノ
優等生。巧い、きれい、写真の色と影が濃くてナイス。

ライフスタイル、ポートレイト写真の完成度はずば抜けて巧い。さらっとやっているようで妥協がないんだろうなと思う。

物撮りフォトからも。シンプルなライティングと被写体選びとシリーズで見せる写真の感性は非常にナイス。
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